FXを始めるにはFX会社に証拠金を入れなければなりません。
FXはこの会社に入れた証拠金を担保にその最大25倍までの取引が可能となります。
なので例えば10万円分の取引をしたい場合、必要証拠金は4000円です。
証拠金維持率とは必要証拠金と有効証拠金比率
10万円分の取引をするには最低4000円の資金が必要になり、この最低必要となるお金を必要証拠金と言います。
有効証拠金とは今現在FX会社の口座にあるお金のことです。
証拠金維持率(%)の計算式は
有効証拠金÷必要証拠金×100
と計算式で表されます。
例えば必要証拠金で4000円で口座に4000円お金がある場合、証拠金維持率は100%となります。
⇒証拠金と維持率についてさらに詳しくはこちら
どれくらいの証拠金維持率ならいい?1000%超えが安全で適性の目安
今の口座資産状況の健全さを知るための指標として証拠金維持率は用いられます。
FX会社は含み損が拡大し、口座に入れたお金以上の損失となる事を防ぐために「強制ロスカット」と言う仕組みを導入しています。
これによって見ていない所で相場が想定外に動いても残高がマイナスとなる不安を消してくれます。
しかし強制的に含み損が損失確定となってしまいます。
相場が利益側に動くのを待つことも出来ずに損失が確定してしまう強制ロスカットは発動されないに越したことはありません。
FX会社によって違いますが証拠金維持率が20%~50%程度となると強制ロスカットが発生することが多いようです。
一般的に証拠金維持率は1000%超え辺りが安全で適性の目安と言われています。
10万円の取引をする場合は4万円の証拠金を入れる事で1000%となります。
証拠金維持率が低い取引ほど少ない資金で大きな取引をしている状況で、証拠金維持率が高いほど大きな資金でほどほどの取引をしている事になります。
取引する通貨ペアや狙う利益によって適正や安全の目安は変わるものですが、FX初心者の方は1000%超えの証拠金維持率を目指した資金管理をしておくと様々な相場状況にも対応できる資金運営ができて安全です。
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デイトレードやスキャルピングなら証拠金維持率1000%でなくても大丈夫
証拠金維持率が1000%越えなら安心してFXをする事が出来ると言いましたが、デイトレードやスキャルピングのような常に取引画面を見ながら短期売買をする手法であればそこまでの証拠金維持率でなくても大丈夫です。
常にチャート見て売買しているので自然とリスク管理が出来ますし、もともと少ない利益を積み重ねていくのが短期売買なのでむしろ維持率を下げて取引量を増やした方が損益バランスがとれるかもしれません。
特にヒロセ通商やJFXの様なキャッシュバックや食品プレゼントが豪華な会社でスキャルピングをする場合は、証拠金維持率を下げて取引量を増やす事でキャンペーン対象に簡単になれます。
中でもヒロセ通商は総額数十万円以上のキャッシュバックキャンペーンを行っていますので、維持率を下げてキャッシュバックを取りに行く方が結果的にトータル的なリスクを下げて利益を取りやすくなります。
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