ビットコインとは?仕組みや問題点など簡単説明

ビットコインを含む仮想通貨取引が非常に熱を帯びていますが、いまいち仕組みがよく分からないという方も多いです。


ここではビットコインと何か?仕組みや問題点について簡単説明をしていきます。


ビットコインは株やFXのように取引ができる

以前は仮想通貨の立ち位置が曖昧だったため仮想通貨取引所もいい加減で、ずさんな運営や詐欺行為が横行していました。


しかし今は法律で法定通貨と交換もできる財産的価値であると仮想通貨が定義され、仮想通貨取引所は金融庁に登録をしないといけなくなっており、健全な運営がなされています。


株やFXと同じような感覚で取引ができるので、投資に興味を持ってすこしでも勉強した方は簡単に取引が始められます。


しかし、インサイダー取引がし放題だったり取引所が止まったり、価格が吹っ飛ぶような急変も頻発するのでまだ成熟市場とは言えません。


ビットコインは中国の動きに左右される

ビットコイン取引が特に活発なのが中国です。中国では電子決済が日本以上に浸透しており、仮想通貨も一般の人たちにも違和感なく受け入られています。


なので中国の動向に仮想通市場は左右されます。


最近でも取引所規制が入ったことで市場は大荒れ、ビットコインの急落の原因となりました。


ビットコインバブルはもう終わる?

中国規制により急落したビットコインですが、バブルがこのまま終わるのではないかとも囁かれています。


どうなるかはまだだれにも分かりませんが、いまだビットコイン取引が一部の人たちの間に留まっており、一般層にまで普及するよう様な動きになればバブルはまだまだ継続すると思われます。


ただビットコイン以外の仮想通貨に関しては、使い道や利便性が薄いものも多く早々にバブルが終了する可能性はあります。


どうして実体のない通貨が人気になるの?

仮想通貨は国や銀行と言った決まった管理者が居ないことや送金記録の改竄が非常に難しいと言うところが特徴です。


国に影響されない通貨という事で価値を見出した人達がおり、その人たちを起爆剤として現在のバブルのような投資熱が起こっています。


支払いに時間がかかるビットコインは本当に普及するの?

現在は1認証10分ほどの作業を6認証行うので、実際にビットコインで買い物をしようとした場合は決済までに60分も時間がかかってしまいます。


店頭取引では致命的な時間なので、何かしらの改善がされない限り実店舗での仕様は広まらないと思います。


ただネットサービスではあらかじめそのサイトにビットコインをチャージをしておくことでスムーズに取引が可能となりますので普及の可能性はあると思います。


2020年にマイニング報酬が半減

ビットコインはすべての取引履歴を電子上の帳簿に記すという作業を毎日行っています。


書き加えていくには帳簿の容量もどんどん増やさないといけないのですが、安全性を維持した帳簿を追加するために複雑な計算をして帳簿の容量を増やしています。


この計算して帳簿容量を増やす事をマイニングと言い、ビットコインではマイニングしてくれたお礼として新規にビットコインが発行されます。


マイニングするには膨大な計算が必要なため、非常に大きな電力を喰います。


現在はマイニングにかかる費用より報酬としてもらえるビットコインの方が価値が大きいので多くの企業がマイニングを行っています。


しかし2020年になるとマイニングで得られるビットコインが今の半分となってしまいます。


これはビットコインでは発行できる総枚数が決まっているため、上限に達しない様に定期的にマイニングで得られる報酬を半分にしているためです。


現在の価格のまま貰えるビットコインが半分になった場合、収支が見合わなくなりだれもマイニングをしなくなるのではないか?との懸念があります。

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