ほったらかし長期投資でのんびり資産運用におすすめは?何かワナはない?
投資はその取引スタイルや種類によって短期・中期・長期と分ける事が出来ます。
株ではデイトレードのような短期売買を繰り返して利益を積み重ねていく手法や株主配当を目的とした長期運用まで色々なスタイルがありますし、仮想通貨取引もデイトレはもちろん、そのボラリティ(変動幅)の大きさを利用して中長期的に大きな利益を目指すスタイルがあります。
(⇒株投資についてはこちらより)
そして同様にFXでも様々なスタイルで利益を狙う事が可能です。
短期売買を繰り返して利益を狙う手法はもちろん、24時間常に変動している相場を利用して利確タイミングをじっくりと待つ中期スタイル、そしてスワップポイントを狙った長期スタイルなどがあります。
スワップポイントとは、売買する通貨を発行する2国間の政策金利の差に応じてFX会社が付与する値です。
例えば、日本のような政策金利が非常に低い国の通貨で、トルコなど政策金利が高い国の通貨を買うとスワップポイントはプラスとなります。
逆に政策金利が高い国の通貨で低い国の通貨を買うとマイナスとなります。
スワップポイントがプラスの場合はその値に応じて毎日収入が入ります。
スワップポイントを目的とした長期運用はただ外貨を買うだけととても簡単なため非常に人気がある投資方法です。
ほったらかしでのんびりと資産運用したい方にぴったりな運用方法なのですが、気を付けなければならないこともありますので注意しましょう。
⇒FXが初めてなら漫画でまずは学ぼう
政策金利が高い国の通貨は為替変動も大きい
トルコリラやメキシコペソなど政策金利の高い国通貨を買うとスワップポイント益も非常に高くなりますが、金利が高い国は総じてリスクも大きい国が多いです。
例えばメキシコは隣国のアメリカとの不法移民問題や内政治安問題がありますし、トルコは隣国にシリアやイラク・イランと言った政情不安の国があります。
そのため為替変動も大きくなりやすく、状況によってはスワップポイント益よりも為替変動での含み損の方が大きくなってしまう可能性があります。
政策金利が高い国通貨で長期運用する場合は、定期的にレートをチェック、状況に応じて一度止めて再開タイミングを待つなど臨機応変な運用を行うようにしましょう。
⇒長期運用で人気のトルコリラ特集
為替変動が緩やかな米ドルの長期投資が今はおすすめ
アメリカの政策金利上昇に伴い、日本円で米ドルを買った場合のスワップポイント益が今非常に高くなっています。
米ドル/円は通貨の中でも変動が非常に緩やかな通貨ペアなので、実は長期運用に非常に適しています。
以前はアメリカも低金利だったためほとんどスワップポイント益は見込めませんでしたが、今はどんどん利上げされているので長期運用するなら最適なタイミングと言えます。
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