投資と言うと株やFXが代表格ですが、現物投資と聞くと真っ先に思いつくのは金投資ではないでしょうか。
古来より貴金属としての価値を保ち続け、さらにレアメタルとして工業製品に欠かせないものでもあります。
金の価格は安定しているとよく言われますが、チャートで見ると必ずしも一定ではありません。
ここ最近では2016年の10月に1g当たり4250円ほどをつけた後に上昇、直近は4550円前後で推移しています。
金投資について過去を遡ってみると、固定相場から変動制相場に移行した後の1977年時点では1350円前後、その後急上昇をしていき1980年には史上最高値である6945円を付けています。
その後はOPECの原油価格下落など経済事情の影響を受け長期間にわたる下落トレンドに。
2000年には1036円と、1000円を切りそうな値まで下落しています。
ただここからイラク戦争など経済不安から有事の金買いの動きが強まり、今に至るまで上昇トレンドを形成しています。
短期的にみると安定している金ですが、長期スパンでみると必ずしも安定しているとは言えません。
また現在の金相場は過去を振り返っても高値圏で推移していますので、今後下落トレンドに入るリスクもあります。
また株やFXのように大きな動きではなく、ジワジワとトレンドを形成するので大きな利益を目指したい方にも向きません。
金投資は今後儲からないとささやかれる理由は、この高値圏での推移に理由があります。
とは言え、金投資には株にはないメリットもあります。
株は会社がつぶれたら紙くずになりますが、金投資は購入した金は相場の変動に関わらず残り続けます。
金自体の価値がなくなるという事は古来よりなかったことなので、現物として金を持ち続ける事は株よりも資産として安定していると言えます。
金投資は今後儲からない?相場の動きには注意だが、資産として持ち続けるのはアリ
金投資で儲けようと思うと不安な面もありますが、資産を守る意味においては株よりも安心です。
金は投資と言うよりも、今ある資産を保持し続けるために買っておくべきものでしょう。
また投資をするのであれば、FXを始めてみたほうが良いかもしれません。
FX市場は金投資市場とは比較にならないほどの大きなマーケットであり、デイトレードや長期運用など様々な取引スタイルで利益を目指す事ができます。
FX専業の証券会社はキャッシュバックや無料セミナー、無料練習できるデモトレードなど他の証券会社以上にサポートやサービスが充実しているのも特徴です。
投資を始める時はまずはFXから行ってみましょう
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