不動産投資をするときに利回りがどれくらいなのかはとても重要な数字です。
借り入れをして不動産投資物件を購入する場合は、返済費用も考えなければなりませんので低い利回りでは返済費用の方が多くなりかねません。
例えば不動産投資サイト「ノムコム・プロ」では利回りが10%以上の高利回り物件が人気で、利回りが高いものほどすぐに物件が売れてしまうようです。
でも利回りについてきちんと理解していないとババを引く可能性もあります。
高利回りだけに振り回されない、正しい利回り知識を得るようにしましょう。
表示されるのは満室時の表面利回り
不動産投資物件を選ぶときに表示される利回りは満室時の表面利回りです。
なので交通の便が悪かったり、建物が古かったりなどマイナス要因が大きいと空室が目立つようになり、提示されている利回りに全く届かない場合も多くあります。
また業者もこのような空室率が高めになりそうな物件程高い利回りをつけて、オーナーを探します。
なので高利回り物件なものほど、どういう立地条件なのか?建物はどういう状況なのか?を注意深く調べる必要があります。
また現地に赴き空室率がどれくらいになりそうなのか近辺調査もする事も必要にあるかもしれません。
利回り10%を超えている物件に関してはハイリスク・ハイリターンなものであるとの認識が必要です。
どれくらいの利回りのものが良いの?
ものによって変わってきますのであくまで参考です。
不動産の運用には税金はメンテナンスなどの出費が発生します。表面利回りではこれらの事は想定されていません。
大体表面利回りから1~1.5%ほどは経費として差し引かれるものと思ってください。
また株式投資の配当利回りが2%、不動産投資信託の利回りが3.5%ほどなのでこれを超える利回りは欲しいです。
これらを勘案すると5~8%辺りの利回り物件が目安になるのではないでしょうか。
漠然と高利回りを探すのではなく、参考値辺りの利回り物件と高利回り物件を比較しながらさらに良いものを探してみるなどしてみましょう。
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