株式投資で利益を得る方法は
①株価変動を利用した差益を利益とする
②株主優待でお得なサービス・クーポンを利益とする
③株主配当金を利益とする
の3種類があります。
特に個人で株を始める方の多くは①や②での利益を目指していると思います。
特最近はTV番組「月曜から夜更かし」でよく登場する桐谷広人さんの影響もあり株主優待に興味を持つ方が増えてきています。
しかし株で利益を上げる方法は①や②の他にも「③株主配当金で利益を上げる」という手法もあります。
株主配当金は会社の業績や方針によって変わってきますが、配当率が良い所だと3%~の利回りが期待できます。
中には7%を超えるものもあり、買う株によっては株主配当金は非常に利回りの良い収益方法となります。
例えば日産自動車の場合、2018年4月27日現在で株価は1152円です。
17年度の1株あたりに配当金は53円だったので、配当利回りは4.8%もになります。
デイトレードの様に株を買ったり売ったりを頻繁に行う場合でなければ、買った株の株主配当金もチェックしておくようにしましょう。
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株の配当金はいつもらえるのか?
株の配当金をもらうには株主である必要がありますが、株は常に売買されているためこの日に株主だった人に配当金をあげる!という「権利確定日」というものが存在します。
権利確定日の時に株主と認められていれば、その後に手放してもその期の配当は貰えます。
権利確定日は企業によって変わってきますが、多くはその企業の決算月の末日が多いです。
権利確定日が週末や祝日の場合はその前の平日が権利確定日となります。
また株の配当金が得られる回数も年に1回のところもあれば2回の所もあります。
2回の場合は権利確定日も年2回あります。
気を付けておきたいのは、権利確定日に株を買っても配当金は貰えない点です。
株を買っても企業がその人を株主と認める作業が完了する前は株主扱いにならない為です。
株式名簿にかった自分の名前が載るのに3営業日かかるという仕組みがあるためです。
⇒長期運用するなら?為替で賢く行う長期取引とは
株の配当金は権利確定日より前に売っても実はもらえる
株式名簿に自分の名前が載るのに3営業日掛かるという仕組みがあるため、実は権利確定日より3営業日前までに株を保有していれば配当金を貰う事が出来ます。
このような「この日までに株を持つ、買っておけば株主配当金を貰える」という日を「権利付き最終日」と言います。
デイトレードではないけど近々株を売る予定がある場合は、この権利付き最終日がいつなのかをチェックしておきましょう。
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