FXシステムトレードの基本と原則とは。スマホでも出来る自動売買ツールを上手に活用
自動で取引をしてくれるツールにはインヴァスト証券のシストレ24のようなプロが作ったストラテジー(取引プログラム)を集めて運用するシストレ系とイフダン注文を繰り返す事を発展させた自動繰り返し注文系の2種類に今は大別されます。
多くのFX紹介サイトでは合わせてシステムトレードと紹介されていますが、繰り返し注文系ツールは正式にはシステムトレードと定義されてはいません。
システムトレードを提供するには別途投資助言の免許が必要な為、繰り返し注文系を提供しているFX会社はその辺を上手に回避するように作られています。
ただそれらは内側の事情で使用するユーザーには関係ない事なので、ここでは合わせて自動取引ツールとして基本と原則、上手な使い方について解説します。
⇒システムトレードについてさらに優しく詳しく解説
まずはシステムトレードの基本と原則
国内の主要FX会社でプロが作ったプログラムを提供するシストレを提供しているのは
①インヴァスト証券
②トレーダーズ証券
③セントラル短資FX
④トライオートFX(インヴァスト証券)
です。
①インヴァスト証券
シストレで一番有名なのがインヴァスト証券が提供するシストレ24ではないでしょうか。
シストレ24ではプロが作った優秀なシステムを豊富に揃えています。数が多いと選ぶのが大変そう・・と思うかもしれませんがシストレ24では今の相場にどのシステムが合っているのかアイコン付きで直感的に示してくれるので悩むことがありません。
また過去そのシステムがどれだけ利益を上げたのかの成績も公表してるのでとっても安心して選べます。
シストレ24の特徴は他にも常にアップデートを繰り返していることです。
シストレで楽チンしたいけど自分の意見も組み込みたい、、、と言う人向けに「ジョイントレード」と言う自分の意見も反映できる仕組みをつくったり、相場の動きが変化した時にシステムを入れ替えるのが面倒と言う人向けに「フルオート」と言う入れ替えを自動でしてくれる仕組みを作ったりと常に進化しているシストレなんです。
⇒インヴァスト証券のシストレ24とは
②みんなのシストレ
トレーダーズ証券が提供するシストレが「みんなのシストレ」です。
みんなのシストレはとにかく見やすく使いやすいをコンセプトに作られており、売買プログラムの選択画面や実際の取引画面も非常に見やすく分かりやすい設計となっています。
ランキングから今どのプログラムが合っているのかも一目瞭然なので安心です。
スマホアプリにも対応しているのでPC要らずでシストレができちゃいます。
⇒トレーダーズ証券とは?詳しく解説
③セントラル短資FX
セントラル短資FXが提供するシストレが「セントラルミラートレーダー」です。
世界中から応募されたプログラムのうち厳選審査を合格したモノのみをユーザーに提供しているので安心して選ぶ事が出来ます。
またプログラムランキングも公表しているのでどのシステムでどの通貨ペアを選んで始めればよいのかが一目瞭然です。
デモトレード口座で無料お試しも出来るのも嬉しいポイントです。
⇒セントラル短資FXについてさらに詳しく
④トライオートFX(インヴァスト証券)
インヴァスト証券はシストレ24が有名ですが、もう一つ新機軸の自動売買システムも提供しています。
それがトライオートFXです。
FX会社が提供する自動売買システムの多くは無料で使える反面、実質取引手数料であるスプレッドが少し広めに設定されがちです。
しかしトライオートFXは自動売買でありながらスプレッドが業界最狭水準と低コストで取引を行う事が出来ます。
トライオートFXでは自分の意見を組み入れながらシステムにお任せできる「半自動売買」、完全にお任せする「自動売買」、自分で取引する「裁量取引」が出来ます。
特に自分の意見を組み入れながら自動化できる「半自動売買」では最初に条件を設定するだけで後はシステムがそれに沿って自動で売買してくれるので、まるで指揮官になったような気分で賢く自動売買を使いこなす事が出来ます。
⇒トライオートFXについて詳しくはこちら
繰り返し注文系の自動取引ツール
最近特に多くのFX会社で採用されているのがこの繰り返し系自動取引ツールです。投資助言の免許がいらないため採用ハードルが低い事やツールの高性能化が普及の要因です。
ツールは大きく
①外為オンラインのiサイクル注文系
②ループイフダン
③トラリピ
に大別されます。
①外為オンラインのiサイクル注文
繰り返し自動取引系で一番勢い&人気があるのがiサイクル注文です。
開発の外為オンラインのほか、ライブスター証券やFXブロードネットと言った他社でも採用されるほどその高性能ぶりが評価されています。
(FXブロードネットでは「トラッキングトレード」と言う名称になっています。)
相場の動きに自動で賢く追尾してくれるため、自動取引系でありがちな相場の流れが変わると途端に成績が悪くなる、といったことになりづらいのがiサイクル注文の特徴です。
また設定も非常に簡単なのに加え、どんな設定をすると利益を取りやすいのかランキング形式で公開してくれてるのでFXが初めての人も知識不要でプロ級取引が実現できます。
実際、プロの方も自分の手動取引と並行してiサイクル注文を活用するという方もいます。
⇒外為オンラインについて詳しくはこちら
②ループイフダン
ひまわり証券やアイネット証券で採用されているの自動取引ツールが「ループイフダン」です。
例えばひまわり証券では収益ランキングを公開しているのでどんな設定にしたらいいのかを自分のライフスタイルに合わせて決める事が出来ます。
ループイフダン用のデモ口座もあるのでお試し体験もできちゃいます。
⇒ひまわり証券について詳しくはこちら
③トラリピ
マネースクウェア・ジャパンが提供するのが「トラリピ」です。
トラリピは「トラップ+リピート+イフダン」という仕組みから命名された名前で罠を仕掛けるようにいくつもの注文を等間隔に設定、決済ができたらまた罠を仕掛けると言うように相場をまるで漁場に見立てたように取引をしてくれます。
繰り返しをしてくれるのでユーザーがいちいち再設定をする手間もいりません。
世界標準の取引ツールMT4なら自動売買もOK
国内FX会社のほとんどは独自で優秀な取引ツールを開発し無料提供しています。
しかし世界でみるとFX会社の多くは自分たちで取引ツールを開発することなく外部のツールを活用しています。
その中でも断トツ人気で世界標準ともいえる取引ツールがMT4(メタトレーダー4)です。
無料で利用する事が出来る上に、30種類にも及ぶ高性能なテクニカル指標で分析が出来たり、デモトレード機能がついていたり、自動売買機能まで付いているという超ハイスペック取引ツールなんです。
その高性能さと圧倒的なブランド力のせいで後継ツールであるMT5が全く普及していないという事態にもなっているほどです。
これほどに高性能な取引ツールであるMT4がなぜ日本で普及していないかと言うと、自分で自由に取引環境を設定できるカスタマイズ性の高さゆえに敷居を高く感じてしまう点です。
また世界標準で作られているため、日本人向けに作られている国内FX会社の取引ツールを使う人にとっては使いづらさを感じるのも普及していない要因です。
しかしFXトレード・フィナンシャルではMT4を日本人向けに独自カスタマイズ!
きめ細かや使い勝手を実現しつつ、MT4の魅力であるカスタマイズ性の高さも損なわないツールに仕上げています。
自動売買(システムトレード)をするならMT4と言う選択肢もかなり魅力的です。
⇒日本人向けのMT4を提供するFXトレード・フィナンシャルとは
リスクを抑えての自動長期運用なら積立FXと言う選択肢も
自動売買ではなく長期で賢く自動運用を目指したいという方は「積立FX」と言う選択肢もアリです。
積立FXとはSBIFXトレードが提供するサービスで毎月決めた額の米ドルを購入し続けことで為替変動のリスクを抑えつつ、スワップポイントや為替差益で長期的な利益を目指す方法です。
局所的に大きく米ドルを買ってしまうと、為替差損や差益はそこが起点となってしまいますが、購入時期を分散して定期的に買い続ける事で結果的に変動リスクを抑える事ができます。(ドルコスト平均法と言う手法です)
今は米ドルのスワップポイントも高めになっているので、長期運用に向いた通貨となっています。
また為替の変動が自分が指定した以上になった場合はその月は購入しないという設定もできるので、想定外の動きでも安心して放置運用ができます。
⇒SBIFXトレードの積立FXとは
自動売買(システムトレード)の使い方の基本と原則
自動売買(システムトレード)は非常に優秀な取引ツールですが、使いどころを間違うとリスクが高くなってしまう事もありますし、上手に使う事でプロ顔負けの利益を目指す事も出来ます。
システムトレードの上手な使い方の基本と原則を紹介します。
①重要経済指標発表時には使わない
米雇用統計やFOMCと言った為替変動が非常に大きくなりがちな重要経済指標発表時には自動売買は一度止めておくのが良いです。
今の自動売買ツールは優秀なので相場変動時でも賢く取引してくれますが、想定以上の変動が起きた場合に対応できない可能性も有ります。
重要指標発表時ではFX会社が注意勧告を出すなど、手動取引でも控える人も多いので無理をしないようにしましょう。
②想定外の変動が起きやすいマイナー通貨では使わない
マイナー通貨を組み合わせた通貨ペアの場合、ちょっとした事件や機関投資家の思惑で極端な動きをすることがあります。
このような予測不可能な為替の動きは手動取引でも対応が難しく、自動売買ツールの許容範囲を超えるケースも多いです。
自動売買が最も得意とするのは米ドルやユーロ、日本円など取引量が多く為替変動が緩やかな通貨です。
特に慣れていないうちはマイナーな通貨で取引するのは控えるようにしましょう。
③シストレ系と繰り返し注文系を組み合わせる事でリスク分散と利益拡大を
自動売買は仕組みや選んだシステムによって取引するロジックが変わります。
シストレ系だけ、繰り返し注文系だけで自動取引するより、両方を併用することでリスク分散をしつつ、利益の拡大を狙う事ができます。
また新規口座開設なら大きなキャッシュバックを狙う事も出来るので、口座を開設したら自動取引でキャッシュバック条件クリアを狙い利益の上積みを目指しましょう。
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