FXで大失敗!?大損する人の特徴が分かればFXは怖くない

FXで大失敗!?大損する人の特徴が分かればFXは怖くない

(2018/05/16 追記・編集)

サラリーマンの方だけでなく主婦やOLなど女性の方の副業としても人気なのがFX投資です。


投資の中でも初心者向けで始めやすいのがFXですが、ネットをみると失敗談も多く見かけます。


どうして失敗してしまうのか?失敗した方の体験や傾向を分析すれば、失敗しないための成功への道筋が見えてくるはずです。


ここでは失敗する人の典型例や共通点を探り、失敗しないためのFX投資術を探っていきたいと思います。


⇒大損する人の共通点とは?失敗する人を反面教師にしてFXで成功しよう


FXとは?簡単に解説

まずFXとは何か?から解説したいと思います。FXとは日本語で訳すと「外国為替証拠金取引」といいます。


日本の円やアメリカのドルなど国同士の通貨の価値バランスは日々変動していいます。


よくニュースで円安になった円高になったと報道されるアレですね。


この通貨の価値の変動を利用して利益を得るのがFXです。


分かりやすいのは「円」と「米ドル」など円が絡んだ通貨ペアですが、円が絡まない「米ドル」と「ユーロ」と言った通貨ペアでも取引できます。


ちなみに金融先物取引業協会の発表による2017年の国内FX取引量ランキングによると、

1位:米ドル/円 3309兆円

2位:英ポンド/円 317兆円

3位:ユーロ/米ドル 200兆円

4位:ユーロ/円 197兆円

5位:豪ドル/円 155兆円

とのことで全取引の75%超が米ドル/円取引だそうです。


米ドル/円は馴染みが深いうえに情報収集もしやすく、為替も他の通貨ペアに比べて圧倒的に安定しているので初心者の安心して始められる通貨ペアです。


またFXが初心者向けである大きな理由に、「レバレッジ」と言う仕組みのお陰で初期資金が少なくて済みながら大きな利益が狙える事、「スワップポイント」と言う外貨を買うだけで利益が手に入る仕組みがあるというものがあります。


この2つがFXの大きな魅力であると同時にリスクの元にもなっています。


まずはこの「レバレッジ」と「スワップポイント」について解説します。


⇒FXが初めての人はまずは漫画で楽しく学ぼう


FXの魅力とリスクである「レバレッジ」と「スワップポイント」とは

●レバレッジとは

レバレッジとは日本語では「てこ」と言う意味です。


FXの正式名称である「外国為替証拠金取引」の中にあるように「証拠金」と言うお金をFX会社に入金することでそれを担保に最大証拠金の25倍までの取引が出来る仕組みがあり、これをレバレッジと呼びます。


このレバレッジを利用することで、少ない資金でもFX投資を始める事が出来たり、大きな取引で大きな利益を狙うことが出来たりします。


最近のFX会社は1000通貨単位からOKという会社が多いので、例えば「米ドル/円」取引なら1000ドルからの取引、大体10万円が本来は必要ですが、レバレッジを利用することで4000円から始める事ができます。


4000円程度の額ですが、実際は1000ドル分もの取引をするので決して小さくない利益を目指せます。


もし100万円持っていたら2500万円分と言うとても大きな取引をすることもできます。


このように少ない金額で取引ができる仕組み「レバレッジ」ですが、少ないお金で大きな利益を狙える分、もし損失側に動いてしまうと損失も大きくなってしまいます。


これがレバレッジを大きくすることのリスクです。


ただ通常はロスカットと言う損失が証拠金以上になる前に強制決済を掛けて、借金となる仕組みのお陰でマイナスになる事はありません。


またFXでは見ていないときの利益チャンスを取り逃さない様に指定したレートになったら利確決済をしてくれる「指値注文(さしねちゅうもん)」と言う方法と指定したレートまで含み損が出てしまったら自動的に損切り決済をしてくれる「逆指値注文(ぎゃくさしねちゅうもん)」と言う方法があります。


この逆指値注文を取引するごとに設定しておくことで損失リスクをキチンコントロールする事ができます。


レバレッジと損切り設定のバランスをとる事で、損失を恐れることなく利益を追求する事が出来ます。


⇒レバレッジについてさらに詳しくはこちら


●スワップポイントとは

日本はご存知のように一部マイナス金利が適用される程に政策金利が超低金利の国です。


ちなみに日本の現在の政策金利は0.1%です。(2016年11月時点)


しかし世界の多くの国は日本よりも政策金利が高いです。


日本円で日本より政策金利の高い国の通貨を買うことで、その金利差をベースに算出した利益をFX会社がトレーダーに渡します。


これをスワップポイントと呼びます。


金利差=スワップポイントではなく、あくまで金利差をベースに各社独自に決めているのでFX会社によってスワップポイントが違ってきます。


傾向としてFX会社が今プッシュしている通貨ペアのスワップポイントは他社に比べて高めに設定してユーザーの獲得に励んでいるようです。


世界一取引量の多いのは米ドルですが、アメリカの政策金利は0.5%(2016年10月時点)なので、日本との金利差は0.4%。


マイナスにはなっていないので多くのFX会社はスワップポイントをトレーダーに支払ってますが、スワップポイントで儲けれるほどの額ではありません。


スワップポイントを狙った長期運用で人気の通貨には南アフリカの「南アランド」やトルコの「トルコリラ」などが有名です。


ともに政策金利が7%を超える時も珍しくなく、大きなスワップポイントが狙えます。


銀行でもトルコリラでの外貨預金をプッシュしているようにこれだけ金利差があると、日本円で預けておくのが馬鹿らしく思えるほどです。


しかし銀行の外貨預金やFXのスワップポイントによる長期運用には大きなリスクがあります。


それは為替差損リスクです。


政策金利の高い国は政治や経済などで不安を抱えている国が多く、為替の変動が大きめです。


自分に有利な方に変動していれば為替差益がでてスワップポイントと合わせてダブル利益となりますが、不利な方に動くと為替差損が発生します。


この為替差損がスワップポイントで得た利益よりも大きくなると、トータルで見た時に損失となってしまいます。


このリスクは外貨を介した長期運用をするときはどんな金融商品でも避けられないものです。


しかし外貨預金と違い、FXの場合はその自由度の高さを利用してこのリスクを軽減することができます。


外貨預金では一度商品を買うと途中解約をしようとしても手続きが煩雑ですし、その後また再開しようするのも手間がかかります。


また外貨から円に戻すときにかかる手数料が非常に高額の為、せっかく外貨運用で得た利益も手数料でパーになってしまう可能性もあります。


FXはそもそもが外貨取引に特化しているので、外貨から円に戻すのも容易ですし手数料も格安です。


為替変動で自分に不利な方向に動いたら一度円に戻し、また状況が好転したら外貨運用を開始するなんてことがFXなら簡単にできます。


長期運用とは言え、定期的に為替動向をチェックして取引継続の可否を都度決める事で為替差損のリスクを軽減することができます。


FXのこの自由度の高さを生かすためにも為替は度々チェックするようにしましょう。


⇒スワップポイントについてさらに詳しくはこちら


FXで失敗する典型例

前述のようにFXで失敗する原因はレバレッジとスワップポイントが関連します。


ではどういった風に失敗するのか例を挙げてみましょう。


[1]マイナー通貨+高レバレッジでFX

マイナー通貨とは皆があまり取引をしないので取引量が少ない通貨の事です。


取引量が少ないために事件や事故が起こった時に過敏に動きます。またドマイナー通貨になれば機関投資家が資金にモノを言わせて動かすことも可能かもしれません。


このような為替変動が大きいマイナー通貨を含んだ通貨ペア取引を高レバレッジ取引は非常にハイリスクハイリターンです。


自分の思った通りに動けば莫大な益を得られますが、失敗した場合一瞬で資金がなくなってしまう可能性もあります。


FXはバクチではありませんので、このようなハイリスクハイリターン取引はしない方が良いです。


2chで大損したというスレの多くはこのハイリスクハイリターン取引を行った人の書き込みです。


[2]高金利通貨+高レバレッジ

トルコリラや南アランドは高スワップポイントで非常に魅力的な通貨ですが、前述のように為替差損のリスクがあります。


通常であれば不利に動いたら一度円に戻すなどの対策をすれば大丈夫なのですが、通貨を買うだけで儲かるとの思いから高レバレッジで高金利通貨を買う方がいます。


もちろん高レバレッジ程取引通貨量が増えるのでもらえるスワップポイントも多くなります。


しかし高金利通貨は変動が大きいので高レバレッジではロスカットがされやすく、損失ばかりが増えてしまいかねません。


高金利通貨の場合はある程度の含み損は想定内でそのうち戻るの気持ちでいかなければなりません。


いくらスワップポイントがたくさんもらえると言っても高金利通貨での高レバレッジ取引はしてはいけません。


[3]重要経済指標発表時に取引をする

米雇用統計やFOMCと言った重要経済指標発表時は為替が大きく動きます。


このような非常にハイリスクハイリターンな相場で取引をするのは特にFX初心者の方は控えるようにした方が良いです。


FX会社でも重要指標発表時には注意喚起がHP上で出すところもあるほどなので、リスクコントロールがしっかりと出来ていないうちは重要指標の発表前に取引は一旦終わらせておくようしましょう。

⇒経済指標とは?重要指標など解説


デモトレードやSBIFXを活用しよう

FX取引の実践をする前にデモトレードで練習してみる事をお勧めします。


失敗事例も実際に自分で体験してみなければ身に付きません。


デモトレードを利用して、どう失敗するのか?どれだけのリスクがあるのかを身をもって体験する事は非常に大切です。


また、SBIFXでは「無料でFXの本番をする方法。ゼロ円で実践が出来るFX会社がある?」の記事のように無料で実践をすることができます。


デモトレードで練習したら、無料実践でFXを体験してみるのも良いと思います。



はなまるFXで楽しくFXを学ぼう!

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